親が貧乏だと子も貧乏?やっぱり貧困は遺伝するのか?
勝手な思い込みかもしれませんが、貧乏な家の子は、大人になってもそのまま貧乏な生活をしている場合が多いな~と感じています。
自分もその一人ですし、同じように深夜に工場に働きに来ている人も、どうやらそんな傾向があるようです。
やっぱり、貧乏な生活って遺伝するんでしょうか?
今日は、そのあたりについて、自分なりに考えてみたいと思います。
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「うちは貧乏だから!」
これが、自分の父親の口癖だったのを覚えています。
小さな頃から、刷り込まれるように聞いた言葉でしたので、うちには友達の家みたいな、お金持ちの家ではないんだな~と、子供ながらに思ってましたよ。
実際はどうかというと、今思えば、そこまででもなかったように思います。
確かに、ゲームソフトがたくさんあって、車も複数台所有してたような友達の家と比較をすれば、決して裕福な家ではなかったのかもしれませんけど。
毎日普通にご飯は食べれてましたし、学校にも行けてましたし、少なくとも、今の自分とさほど違わない生活はできていましたしね。
・・という考え方をしてしまうこと。
実は、それこそが貧乏は遺伝するということにつながっているような気がします。
つまり、親の生活レベルと自分の生活レベルはさほど違ってはいないのですが、このぐらいの生活が普通だと思えてしまっているというわけです。
今の自分の生活と言えば、毎日昼も夜も安い時給で仕事ばかりしていて、旅行などに行けるわけでもなく、贅沢品が家にたくさんあるわけでもなく、とりあえずその日暮らしをしている・・。
子供のころを思い返してみても、それは変わっていないんですね。
両親も共働きで、学校から帰っても親は家におらず、自分はいわゆる鍵っ子でした。
仕事内容や給料についてはよく知りませんが、おそらく収入は相当少なかったのでしょう。
家族で旅行に行った記憶といえば、近所の温泉に一泊したことぐらいしか思いつきません。
ファミコンはお年玉を貯めて買ってもってましたが、友達や親戚の家のように、何本もソフトを買ってもらえたわけでもなく、同じものをずーっとやってました。
今と昔では生活に違いがあるのは当たり前なのですが、根本的なところは、今の自分の生活と自分の親との生活は、さほど違いがないように思えます。
働けど働けど貧乏暮らし・・。
旅行にも行けず、贅沢品も買えず、楽しみといえば食べることぐらい・・。
子供の頃から貧乏な状態が普通だと思って育ってしまうと、それ以上の生活をすることができなくなってしまう。
それこそが貧困の連鎖の根本的な原因ではないのでしょうか?
小さい頃に亡くなってしまったので、ほとんど記憶には残っていませんが、うちの祖父と祖母の家は、相当貧乏な家だったと思います。
風が吹けば飛んでしまうようなトタン屋根のボロ屋敷で、2部屋しかないところに祖父母と父の兄弟が4人暮らしていたと聞いていますし。
おそらく、父も祖父と祖母の生活を見てきて、そのような暮らしが普通だと思って育ってきたのでしょう。
ですが、残念なことに、今は情報過多な時代で、自分と他人との比較が簡単にできてしまう時代です。
自分の周りに貧乏暮らしの人が多かったとしても、世間一般との乖離は、嫌でも情報として入ってくるわけですね。
平均年収がどうだとか、今年のボーナスはどうだとか、連休にはどこに旅行に行く家族が多いだとか・・。
先ほど、「残念なことに」と、この情報過多な状況を嘆くかのように書きましたが、逆に言えば、これはチャンスですよね!
知ることによって、変わろうという気が起こるわけですから。
他人と比較してはいけない。
いろんな本を読んだり、有名人の名言なんかには、そんな言葉をよく見ることがあります。
でも、他人と比較をすることによって、現状をきっちり把握できないと、その状況を変えていくことが難しいのかなって思うわけです。
祖父母からの貧困の連鎖は、この情報化時代をきっかけに終わりにする!
そう奮起して、頑張って変えていかないといけないな~って思いました。
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