歳をとると昔の話を何度もしたくなる？その理由とは？

年配の方とお話をしていると、いつも昔の話ばかりをされている方が多いように思います。

自分は年配の女性が非常に多い職場で働いているのですが、いつも同じ話を聞いているというか・・。

あまり女性ではイメージはなかったのですが、昔の武勇伝のような話もよく話されています。

もしかすると、年齢を重ねていくと、昔の話をしたくなるものなのでしょうか？

今日は、そのあたりについて、思うことを書きたいと思います。

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昔話を聞かされる若い人の本音とは？

先ほど書きました、昔の武勇伝を語るという件については、なんとなく、男性がするイメージがあったんです。

でも、実際には、女性でも同じような傾向があるようですね。

若い頃はモテてしかたなくて、多くの男性を引き連れていただたとか、西城秀樹さんの追っかけをしていて覚えてもらえたとか・・。

自分ぐらいの年代なら、まだそういう話にも耳を傾けて聞いてあげられると思うのですが、どうも、２０代の若い人たちにも同じようにそういう話をしているようなんですね。

自分の母親や祖母のような年代の人の若いときの武勇伝なんて、一度聞いたら興味がない！というのが、若い人たちの本音のようで、かなりドン引きしていたりもするのだとか。

あまり若い人には、昔の武勇伝みたいな話はしないほうが無難なようですね・・。

年齢を重ねた人が昔の話をしたがる理由とは？

やはり、昔は良かったという思いが強いのかなって思います。

逆に言えば、もう一度若い頃に戻りたい・・という気持ちの表れなのかもしれません。

輝いていたころの自分を聞いてもらうことで、昔を思い出して懐かしんでいるという感じなのかなって思います。

自分に置き換えても、そのあたりのことはなんとなくわかります。

例えば、今流行っている音楽よりも、自分が２０歳ぐらいに聴いていた曲のほうが好きで、車の中では古い曲ばかり聴いていたりします。

当時の記憶がよみがえり、楽しかった青春時代を思い出せるからなのかもしれませんね。

科学的な話では、歳をとると昔のことしか思い出せない？！

実は、上記のような、昔を懐かしむという理由ももちろんあると思うのですが、科学的には、脳の機能の一部が衰えてくるからだと言われているようです。

そもそも、記憶力には、大きく分けて、以下の３つの能力があります。

〇新しいことを覚える能力

〇必要な記憶だけを取り出す能力

〇昔のことを覚えている能力

若い頃にはこれらの３つの能力はまんべんなく使われているのですが、歳をとると、昔のことを覚えている能力以外の力が衰えてくるんだそうです。

どうやら、年配の方が昔の話をしたがるという件は、科学的にはそこに理由があるようですね。

今日は、年齢を重ねると、昔の話を繰り返ししてしまう理由について、考えてみました。

昔を懐かしむことは自分にもよくありますし、今の若い方にも、いずれはやってくることです。

記憶力の一部が衰えることによることによる原因もあるのであれば、なおさら仕方がないことだと思いませんか？

そういう話を嫌がって聞かないのではなく、耳を傾けて、何度でも聞いてあげれたらなって思います。

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